ふくいの子供たちは学力・体力ともに全国トップクラスでありますが、将来に対する希望を見出せない子供も多くいるという調査結果も出ています。そのような子供たちに向けて、ふくいにおいては他県に類を見ない産官学が連携したキャリア教育など、心身ともに元気な青少年の育成に向けた取り組みが盛んに行われています。
キャリア教育をはじめとした青少年を育成する運動は、広くあまねく推進することに大きな意義があります。そこで私たちは、青少年を育成する運動を一人でも多くの青少年に受けてもらえるようにするために、「ふくいの担い手づくりプロジェクト」を設立いたしました。
ABOUT PROGRAM「地域(まち)の担い手づくりプログラム」概要
感動すること、創造すること、協働すること
子どもたちが健全に育つための学習目標を設定し、「感動すること、創造すること、協働すること」を取り入れ、福井の子どもたちに向けて、地域の担い手として身につけて欲しい心とスキルを育む教育プログラムとなっております。また、ただ単に子どもたちを育成するだけでなく、社会で大切なことは大人から教わり、自分で考える風土の形成という点において、地域教育環境の創造のためにも、広く他団体や他の地域、学校教育との連携による提供も目的としています。
「地域(まち)の担い手づくりプログラム(産業編)」では、総合的な学習の時間を活用して地域の大人が教室に訪問し、平成27年度までにのべ8,300名を超える小・中学生に職業観と労働観を伝えてきました。学校の先生方からも、前向きな行動へつながる気付きの機会をもらい、郷土愛や道徳心、そしてこれからの社会で生き抜いていくちからを学ぶ機会をもらえた、といった評価をいただいています。